名古屋駅の西口を出て徒歩3分。繁華街の喧騒からわずかに外れた椿町の一角に、フジヤマ55 名古屋駅西口店は静かに、しかし確かな存在感を放っています。「名古屋でつけ麺?」と首をかしげる方もいるかもしれませんが、実はこの街こそ、日本の濃厚つけ麺シーンに革命を起こした震源地なのです。2009年に大須で産声を上げたフジヤマ55は、わずか十数年で国内外約70店舗にまで拡大。その名古屋駅西口店は、出張や旅行で名古屋を訪れるラーメンファンにとって、最もアクセスしやすい”入口”といえる存在です。この記事では、フジヤマ55 名古屋駅西口店のメニュー・こだわり・歴史・攻略法まで、ラーメン好きの知的好奇心を満たす情報を徹底的に掘り下げていきます。
・フジヤマ55 名古屋駅西口店の看板メニューと味の特徴
・大須総本店から始まった創業ストーリーと名古屋つけ麺革命の歴史
・愛知県産小麦「きぬあかり」「ゆめあかり」を使った自家製麺の秘密
・初訪問でも迷わない注文のコツと〆のチーズリゾットの楽しみ方
\濃厚な魚介豚骨スープで本格つけ麺/
フジヤマ55 名古屋駅西口店を生んだ「名古屋つけ麺革命」|大須から始まった濃厚の系譜

名古屋に濃厚つけ麺という文化がなかった時代
2000年代後半まで、名古屋のラーメンシーンは味噌・台湾ラーメン・好来系が主流でした。東京では2005年前後から大勝軒系・六厘舎などの濃厚つけ麺が爆発的なブームを迎えていましたが、名古屋にはその波がほとんど届いていなかったのです。当時の名古屋で「つけ麺」を出す店は片手で数えられるほど。しかもその多くは東京発の味をそのまま持ち込んだもので、名古屋独自のつけ麺文化と呼べるものは存在しませんでした。たとえば寿がきやが象徴するように、名古屋のラーメンは「甘さ」と「親しみやすさ」が基調。そこに真正面から「濃厚・魚介・極太麺」をぶつけたのが、フジヤマ55の創業者だったのです。
創業者が東京で衝撃を受けた「一杯のつけ麺」
フジヤマ55の創業者は1971年生まれ。会社員を5年経験した後、まず名古屋・鶴舞で「中華そば 鶴舞一刻屋」を開業しました。ラーメン職人としてのキャリアを積む中で、東京出張の際に食べたつけ麺に衝撃を受けます。濃厚な魚介豚骨スープに極太麺を絡める、あの重厚な味わい。「これを名古屋に持ち帰りたい」という情熱が、のちのフジヤマ55誕生につながります。ただし、東京の味をそのまま模倣するのではなく、名古屋の食文化に合わせた独自のチューニングを施した点がポイントです。名古屋人の舌は濃い味に慣れている一方で、魚介の繊細さも求める。そのバランスを追求した結果、「濃厚だけど後味がスッキリ」というフジヤマ55のスタイルが完成しました。
2009年・大須総本店オープンという転換点
2009年、名古屋・大須商店街にフジヤマ55 大須総本店がオープンします。場所の選定にも戦略がありました。大須は名古屋随一のサブカルチャー・食べ歩きの街であり、若者から年配まで幅広い層が行き交うエリアです。開店当初から行列ができ、「名古屋にこんなつけ麺があったのか」と話題になりました。名古屋つけ麺ブームの火付け役という称号は、大袈裟ではなくフジヤマ55にこそふさわしいものです。大須総本店の成功を受けて、栄、名駅、金山と名古屋市内に次々と出店。さらに東海圏を超えて全国へ、そして海外にも展開していきます。
- 2009年:大須総本店オープン。名古屋に濃厚つけ麺ブームを巻き起こす
- 2010年代前半:名古屋市内に複数店舗を展開。名古屋駅西口店もこの時期に出店
- 2010年代後半:海外進出を本格化。アジア圏を中心に店舗網を拡大
- 2020年代:国内外約70店舗に到達。運営会社「株式会社55style」として組織化
名古屋駅西口店が担う「玄関口」としての役割
フジヤマ55 名古屋駅西口店は、名古屋市中村区椿町8-7 大学堂セントラルビル1Fに位置しています。名古屋駅の太閤通口(西口)から徒歩わずか3分というアクセスの良さは、全フジヤマ55店舗の中でもトップクラスです。新幹線で名古屋に降り立ったビジネスマンが「サクッと一杯」立ち寄れるこの立地は、まさにフジヤマ55の”名刺代わり”。大須総本店が「聖地」だとすれば、名古屋駅西口店は「玄関口」。初めてフジヤマ55を体験する人にとって、最もハードルの低い一杯目を提供する店舗なのです。
フジヤマ55 名古屋駅西口店の看板「濃厚つけ麺」はなぜ中毒性があるのか
豚骨×魚介のWスープが生む「背徳の旨味」
フジヤマ55の看板メニューである濃厚つけ麺のスープは、豚骨と魚介のダブルスープ構造です。豚骨は大量のゲンコツと背ガラを長時間炊き上げてコラーゲンを溶かし出し、そこに鯖節・煮干し・鰹節などの魚介出汁を合わせます。この二層構造によって、動物系の厚みと魚介系の香りが同時に押し寄せる、あの独特の「背徳感」が生まれるのです。東京の濃厚つけ麺が「ドロドロ」に振り切る傾向があるのに対し、フジヤマ55のスープは粘度はありながらも雑味が少ないのが特徴。これは魚介の選定と炊き時間の管理が厳密だからこそ実現できるバランスです。
卓上IHヒーターという「つけ汁冷めない革命」
フジヤマ55の店舗に座ると、まず目に入るのが卓上のIHヒーターです。これはつけ汁を自分で温め直すための設備で、フジヤマ55の大きな特徴のひとつ。つけ麺の宿命的な弱点は「食べているうちにつけ汁が冷める」こと。冷めたつけ汁は油が固まり、風味も落ちます。多くのつけ麺店は「スープ割り」で対応しますが、フジヤマ55はもっと根本的な解決策を採用しました。客自身がIHヒーターでつけ汁を好みの温度に保てるのです。この仕組みは2009年の創業時から導入されており、「最後の一滴までアツアツで食べられる」という体験は、一度味わうと他店のつけ麺に戻れなくなるほどのインパクトがあります。
フジヤマ55のIHヒーター方式は、実は家庭で鍋をするときと同じ発想。「つけ麺は冷めるもの」という常識を疑ったところに、このブランドの革新性があります。ちなみにIHヒーターの温度調節ができるので、スープの煮詰まり具合も自分好みにコントロール可能です。
麺量の選択肢と「替え玉無料」の太っ腹
フジヤマ55 名古屋駅西口店では、つけ麺の麺量を並盛(200g)・中盛(300g)・大盛(400g)から選べます。さらに注目すべきは、多くの店舗で替え玉が無料で提供されるサービスがあること(条件や時期により異なる場合あり)。これは「お腹いっぱい食べてほしい」というフジヤマ55のポリシーの表れです。ガッツリ系のラーメン店では珍しくない仕組みですが、つけ麺専門店でこれを実施しているところは意外と少ない。大盛400gを頼んでさらに替え玉、という猛者も珍しくないとか。ただし、初訪問であれば並盛200gからスタートするのが無難です。麺の太さと密度があるため、200gでも見た目以上の食べ応えがあります。
つけ汁のバリエーション|辛味・味噌・期間限定の世界
看板の濃厚つけ麺に加え、フジヤマ55 名古屋駅西口店ではうま辛つけ麺や季節限定メニューも展開しています。うま辛つけ麺は、濃厚つけ汁に唐辛子ベースのスパイスを加えたもので、辛さの中にも魚介の風味がしっかり残る設計。「辛いだけ」のつけ麺とは一線を画します。また、期間限定で登場するメニューにはファンの間で「レアメニュー」として話題になるものもあり、SNSでの情報チェックが欠かせません。名古屋の味噌文化との融合を試みたメニューが出ることもあり、地域性を意識した商品開発はフジヤマ55の強みのひとつです。
フジヤマ55 名古屋駅西口店で味わう台湾まぜそばと二郎系|つけ麺だけじゃない多彩な顔

台湾まぜそばは名古屋発の”もうひとつの名物”
台湾まぜそばは、2008年に名古屋の「麺屋はなび」が考案したとされる名古屋発祥のご当地麺です。台湾ミンチ(ピリ辛の肉味噌)を極太麺にのせ、ニラ・ネギ・魚粉・卵黄・ニンニクなどを豪快に混ぜて食べるスタイル。フジヤマ55はつけ麺がルーツですが、この台湾まぜそばも主力メニューとして提供しています。フジヤマ55の台湾まぜそばは、自家製の極太麺を使っている分、麺のモチモチ感と台湾ミンチの絡みが抜群。混ぜれば混ぜるほど味が変化していくグラデーションも魅力です。食べ終わった後に追い飯(ライス)を投入し、丼の底に残ったタレと混ぜて食べるのが正式な作法です。
フジヤマ55流「二郎インスパイア」の破壊力
フジヤマ55の一部店舗では、二郎インスパイア系のラーメン(いわゆる「ジロー系」メニュー)も提供しています。山盛りの野菜、分厚いチャーシュー、ニンニクの香り。東京・三田のラーメン二郎を源流とするこのジャンルは、名古屋でも根強い人気があります。フジヤマ55の二郎系が面白いのは、つけ麺で培った自家製極太麺の技術がそのまま活きている点。二郎インスパイアの多くは製麺所からの仕入れ麺を使いますが、フジヤマ55は自家製麺のノウハウがあるため、麺のクオリティが段違い。ワシワシとした食感でありながら、小麦の風味がしっかり感じられるのです。
「フジヤマ55はつけ麺の店だから、台湾まぜそばや二郎系はサブメニューでしょ?」と思われがちですが、これは誤解です。フジヤマ55は「麺のプロフェッショナル集団」であり、各メニューに専用のレシピと開発チームが存在します。つけ麺で培った自家製麺の技術が全メニューの土台になっているため、どのジャンルでもハイレベルな一杯を提供できるのです。
牛ホルつけ麺という”変化球”の魅力
フジヤマ55のメニューの中でも異彩を放つのが牛ホルつけ麺です。濃厚な豚骨魚介のつけ汁に、牛ホルモンのコクと脂の甘味を加えたこのメニューは、まさに名古屋の「味噌串カツ」「どて煮」に通じるホルモン文化との融合。牛ホルモン特有のプリプリとした食感がつけ汁の中で踊り、箸が止まらなくなります。このメニューは全店舗共通ではなく、提供店舗が限られる場合もあるため、事前確認が推奨されます。名古屋駅西口店での提供状況は公式サイトやSNSで最新情報をチェックしましょう。
愛知県産小麦「きぬあかり」「ゆめあかり」が支えるフジヤマ55の自家製麺
なぜ”地元の小麦”にこだわるのか
フジヤマ55の麺に使われる小麦は、愛知県産のブランド小麦「きぬあかり」と「ゆめあかり」です。全国展開するラーメンチェーンの多くは、コストと安定供給の観点から北海道産や外国産小麦を使用します。しかしフジヤマ55は、あえて地元・愛知の小麦を選んでいます。その理由は「名古屋発のブランドとして、地元の農業とともに歩みたい」という創業者の信念。きぬあかりは愛知県農業総合試験場が開発した品種で、もちもちとした食感と適度なコシが特徴。ゆめあかりは中力粉〜強力粉の中間的な性質を持ち、つけ麺の極太麺に求められる「噛み応え」を実現します。
熟練の麺職人が打つ「手もみ風自家製麺」
フジヤマ55の麺は、製麺機を使いながらも手もみの工程を経ることで独特の縮れと不均一な断面を持たせています。この不均一さがつけ汁の絡みを劇的に向上させるのです。完全な機械製麺では均一すぎてスープが滑り落ちてしまい、完全な手打ちでは生産量が追いつかない。その折衷案として「機械製麺+手もみ」という方式を採用しているのは、約70店舗への安定供給と品質の両立を考えた結果です。麺の加水率はつけ麺用で約35〜38%と高めに設定されており、これがモチモチとした食感の源泉。ちなみにラーメン用の細麺は加水率を下げてパツパツとした歯切れの良さを出すなど、メニューごとに麺のスペックを変えている点も見逃せません。
| 項目 | つけ麺用極太麺 | ラーメン用中太麺 | 台湾まぜそば用太麺 |
|---|---|---|---|
| 加水率 | 約35〜38% | 約30〜33% | 約33〜36% |
| 食感 | モチモチ・弾力強 | パツパツ・歯切れ良 | モチモチ・タレ絡み重視 |
| 太さ | 極太(角断面) | 中太(丸断面) | 太(平打ち気味) |
| 使用小麦 | きぬあかり+ゆめあかり | きぬあかりベース | ゆめあかりベース |
「麺が主役」という哲学がフジヤマ55を支える
ラーメンの世界では「スープが命」とよく言われます。しかしフジヤマ55の哲学は少し違います。「麺あってのスープ、スープあっての麺」という双方向の関係を重視しているのです。これは創業者がつけ麺専門店としてスタートしたことと無関係ではありません。つけ麺は、ラーメンと違って麺とスープが別々に提供されるため、麺単体の味・食感が露骨に試されます。ラーメンではスープに浸かった状態で食べるため麺の粗が目立ちにくいのですが、つけ麺ではそうはいきません。この「麺が丸裸になる」緊張感が、フジヤマ55の製麺技術を鍛え上げました。結果として、どのメニューを食べても「まず麺が旨い」という感動が得られるのです。
フジヤマ55 名古屋駅西口店と全国70店舗の違い|同じブランドでも個性は異なる

大須総本店と名古屋駅西口店、実は微妙に違う
同じフジヤマ55でも、大須総本店と名古屋駅西口店では微妙な違いがあります。大須総本店は「聖地巡礼」的な意味合いが強く、メニュー構成もやや広め。一方、名古屋駅西口店は駅近という立地を活かし、回転率を意識したオペレーションになっています。座席数やレイアウトも異なり、名古屋駅西口店はカウンター席が中心のコンパクトな造り。これは「一人でサッと入ってサッと食べる」というビジネスパーソンのニーズに合致しています。味そのものに大きな差はありませんが、大須総本店の方が「フジヤマ55の原点」としての空気感を味わえるのは確かです。
海外店舗との味の違い|現地化と本流の狭間で
フジヤマ55はアジア圏を中心に海外展開も進めており、国内外合わせて約70店舗を数えます。海外店舗では現地の食文化に合わせたローカライズが行われることもあります。たとえば東南アジア圏では辛味を強めにしたり、ハラール対応のメニューを用意したりするケースも。しかし、フジヤマ55が海外展開で一貫しているのは自家製麺へのこだわりです。多くの海外ラーメンチェーンが現地の製麺所に委託する中、フジヤマ55は可能な限り自社製麺を維持しようとしています。「麺が変わったら、フジヤマ55じゃなくなる」という創業の精神が、海を越えても守られているのです。
直営とFC、それぞれの強みと注意点
約70店舗の中には直営店とフランチャイズ(FC)店が混在しています。直営店は本部の味を100%再現することが期待できますが、FC店では加盟オーナーの裁量によって微妙な差が出ることも。これはフジヤマ55に限った話ではなく、チェーン展開するラーメンブランド共通の課題です。ただし、フジヤマ55は研修制度が厳しいことで知られており、FCオーナーも本部で長期間の修行を経てから開業します。名古屋駅西口店を含む名古屋市内の主要店舗は、味のブレが少ないと評判。初めてフジヤマ55を試す方が名古屋駅西口店を選ぶのは、この「安定感」という意味でも理にかなっています。
フジヤマ55は全店舗が同じ味というわけではありません。名古屋駅西口店は名古屋市内の主要直営クラスの店舗であり、本部の味を高い精度で再現しています。「フジヤマ55の真髄を知りたいなら、まず名古屋市内の店舗から」というのがラーメンファンの間での定説です。
フジヤマ55 名古屋駅西口店の〆は「チーズリゾット」|知らなきゃ損する裏の楽しみ方
つけ汁の残りが「もう一品」に化ける魔法
フジヤマ55の楽しみ方を語るうえで、チーズリゾットを外すわけにはいきません。これは、つけ麺を食べ終わった後のつけ汁にライスとチーズを投入して作る〆メニューです。濃厚な豚骨魚介スープにチーズのコクが加わり、そこにIHヒーターの熱でグツグツと煮込まれることで、イタリアンのリゾットとはまったく異なる「ラーメン屋のリゾット」が完成します。旨味の塊であるつけ汁を最後の一滴まで味わい尽くすこの仕組みは、食品ロス削減の観点からも優れています。「スープ割り」とは次元の違う〆の満足感は、一度体験すると病みつきになります。
チーズリゾットの正しい作り方|失敗しないコツ
チーズリゾットは自分で作るセルフスタイルですが、実はちょっとしたコツがあります。まず、つけ汁にライスを入れる前に、IHヒーターでつけ汁をしっかり温め直すこと。冷めた状態でライスを入れると、チーズが溶けきらずダマになってしまいます。次に、ライスを入れたらすぐにかき混ぜること。底に焦げ付くのを防ぐとともに、スープとライスを均一に馴染ませるためです。チーズは溶けるタイプの粉チーズが卓上に用意されている場合が多く、たっぷりかけるのが正解。遠慮して少量しかかけないと、チーズの風味が豚骨魚介に負けてしまいます。
「チーズリゾットはお腹に余裕がある人だけの贅沢」と思われがちですが、ライスの量は自分で調整できます。少量のライスでも十分にリゾット感は楽しめるので、「満腹だからやめておこう」と諦める前に、ミニサイズで試してみる価値は大いにあります。つけ汁を捨ててしまうのは、旨味の宝庫を丸ごと捨てるようなものです。
スープ割りとチーズリゾット、どちらを選ぶべきか
つけ麺の〆といえば一般的にはスープ割りです。出汁でつけ汁を割って飲み干すこの方法は、つけ麺文化の定番。しかしフジヤマ55では、スープ割りよりもチーズリゾットを推奨する声が多いのです。理由は明快で、フジヤマ55のつけ汁はそのまま飲むには濃すぎるから。スープ割りで薄めても飲み切るにはなかなかの濃度であり、それならばライスとチーズで「食べる〆」に変換した方が満足度が高い。もちろんスープ割りも対応してもらえますが、初訪問ならまずはチーズリゾットを体験すべきです。これこそがフジヤマ55の真骨頂であり、他のつけ麺店では味わえない独自の楽しみ方なのですから。
フジヤマ55 名古屋駅西口店を120%楽しむ注文テクニック|初心者からマニアまで
初訪問なら「濃厚つけ麺・並盛・味玉トッピング」が鉄板
初めてフジヤマ55 名古屋駅西口店を訪れるなら、注文は迷わず濃厚つけ麺の並盛に味玉トッピングをおすすめします。まずは看板メニューでフジヤマ55の「基準の味」を知ること。味玉はスープの塩分と甘味が染み込んだ半熟仕上げで、箸で割ると黄身がとろりと流れ出す一品。単体でも美味しいのですが、つけ汁に沈めて温め直すと黄身がスープに溶け出し、まろやかさが増す隠れた食べ方もあります。麺量は並盛200gでも十分な食べ応え。チーズリゾットまで楽しむなら、むしろ並盛にしておいた方が最後まで美味しく完走できます。
通が実践する「麺の食べ方」3パターン
フジヤマ55のつけ麺を何度も食べている常連は、麺の食べ方にバリエーションを持たせています。パターン1は、麺をつけ汁に半分だけ浸す「ハーフディップ」。麺そのものの小麦の風味と、つけ汁の濃厚さを交互に味わえます。パターン2は、卓上の魚粉を麺に直接かけてからつけ汁に浸す「追い魚粉」。魚介の香りが二重奏になり、一気に風味が華やぎます。パターン3は、途中で卓上の酢を少量つけ汁に加える「酢チェンジ」。濃厚なスープにさっぱり感が加わり、後半の食べ疲れを防止できます。いずれも店側が用意している調味料の範囲内での工夫であり、特別なものを持ち込む必要はありません。
シーン別おすすめメニュー|一人飯・デート・飲み会帰り
一人でサクッと食べたいときは、濃厚つけ麺の並盛がベスト。カウンター席でスマホを見ながら15〜20分で完食できます。ラーメン好きの友人と来たときは、一人がつけ麺、もう一人が台湾まぜそばを頼んで味見し合うのが楽しい。まったく異なるジャンルの麺を同じ店で比較できるのは、フジヤマ55の多彩なメニューならではの贅沢です。飲み会帰りの〆に来たときは、意外にも台湾まぜそばがおすすめ。ピリ辛の台湾ミンチとニンニクが酔った身体に染みわたり、翌朝に後悔するほどの美味しさ。ただしニンニクの量には要注意です。翌日に大事な予定がある場合は、控えめにするか、つけ麺に切り替えるのが賢明でしょう。
意外と知られていないけれど、フジヤマ55のつけ麺は「冷盛り」と「熱盛り」を選べる店舗もあります。冷盛りは麺のコシが際立ち、熱盛りはスープとの一体感が増す。夏は冷盛り、冬は熱盛りと使い分けるのが通の流儀です。名古屋駅西口店での提供状況はスタッフに確認してみてください。
フジヤマ55 名古屋駅西口店へのアクセスと知っておきたい基本情報
名古屋駅からの最短ルート|太閤通口を出て徒歩3分
フジヤマ55 名古屋駅西口店へのアクセスは非常にシンプルです。JR名古屋駅の太閤通口(西口)を出て、椿町方面へ徒歩約3分。住所は愛知県名古屋市中村区椿町8-7 大学堂セントラルビル1Fです。名古屋駅には東口(桜通口)と西口(太閤通口)がありますが、必ず西口から出ること。東口から出てしまうと名古屋駅を大回りすることになり、10分以上余計にかかります。新幹線利用の場合は、改札を出たらJR在来線方面の表示に従い、太閤通口を目指してください。地下鉄東山線・桜通線からのアクセスも、名古屋駅構内の西口方面出口を利用すればスムーズです。
混雑する時間帯とベストな訪問タイミング
名古屋駅西口店は駅近という立地柄、ランチタイム(11:30〜13:30)とディナータイム(18:00〜20:00)が混雑のピークです。特に平日のランチタイムは近隣のオフィスワーカーで席が埋まりやすく、10〜15分の待ちが発生することも。狙い目は14:00〜17:00のアイドルタイム。この時間帯であれば待ち時間なしで入店できることが多く、落ち着いた雰囲気の中でじっくり麺と向き合えます。週末は時間帯を問わず一定の混雑がありますが、一人客が多い店舗なのでカウンター席の回転は比較的早めです。
Uber Eats・Woltでのデリバリー対応|自宅でフジヤマ55
フジヤマ55 名古屋駅西口店は、Uber EatsやWoltなどのデリバリーサービスにも対応しています。「つけ麺のデリバリー? 麺が伸びない?」と心配する方もいるでしょうが、デリバリー用のつけ麺は麺とスープが別容器で届くため、到着後に自分でつけて食べるスタイル。店で食べるのと完全に同じ体験とまではいきませんが、フジヤマ55の濃厚スープと自家製麺のクオリティは自宅でも十分に堪能できます。ただし、チーズリゾットは自分でフライパンか鍋を用意する必要があるため、IHヒーターのある店内体験には及びません。初回は必ず店舗で食べて、2回目以降にデリバリーを活用するのがベストです。
まとめ|フジヤマ55 名古屋駅西口店は「名古屋つけ麺の入門書」である
フジヤマ55 名古屋駅西口店は、2009年に大須で始まった名古屋つけ麺革命の精神を、名古屋駅至近の好立地で体現する一店です。愛知県産小麦「きぬあかり」「ゆめあかり」を使った自家製麺、長時間炊き上げた濃厚豚骨魚介スープ、そして卓上IHヒーターによる「最後までアツアツ」の体験。これらすべてが、名古屋駅を降りて徒歩3分の場所に凝縮されています。つけ麺だけでなく、台湾まぜそばや二郎インスパイアなど多彩なメニューを擁し、〆のチーズリゾットまで含めた「一食で二度美味しい」設計は、フジヤマ55ならではの独自の価値です。
この記事のポイントを振り返りましょう。
- フジヤマ55は2009年に名古屋・大須で創業し、名古屋に濃厚つけ麺ブームを巻き起こした火付け役
- 看板の濃厚つけ麺は豚骨×魚介のWスープに、愛知県産小麦の自家製極太麺を合わせた一杯
- 卓上IHヒーターでつけ汁を温め直せる独自システムにより、最後の一口までアツアツを維持
- つけ麺のほか台湾まぜそば・二郎系・牛ホルつけ麺など多彩なメニューを提供
- つけ汁にライスとチーズを入れて作るチーズリゾットは、フジヤマ55の真骨頂
- 名古屋駅西口店は太閤通口から徒歩3分、出張や旅行のついでに立ち寄りやすい好立地
- 初訪問は濃厚つけ麺の並盛+味玉が鉄板。チーズリゾットまで楽しむなら麺量は控えめに
名古屋を訪れる機会があるなら、まずはフジヤマ55 名古屋駅西口店で「名古屋のつけ麺とは何か」を体感してみてください。一杯の濃厚つけ麺が、名古屋のラーメンシーンに対するイメージを一変させてくれるはずです。

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