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スープ・タレ・味の違い
煮干しラーメンの作り方は85度が分かれ道|家庭で澄んだ一杯を組み立てる全手順
煮干しラーメンを家で作ってみたら、なぜか苦い。魚臭い。店で食べたあの澄んだ一杯とは別物になってしまった——。煮干しは乾物のなかでも扱いが素直ではなく、同じ材料を使っても、たった一つの操作の違いで香りにも雑味にも転ぶ食材です。 結論から言えば... -
地域と文化のラーメン
龍の家の豚骨は頭骨と水だけで炊く|1999年久留米発・こく味と純味を分ける香油の正体
豚骨ラーメンの名前を10個挙げてくださいと言われたとき、龍の家がすぐに出てくる人は、かなりのラーメン好きです。博多でも長浜でもなく、久留米。全国区の知名度で押し切るタイプではないのに、新宿の小滝橋通りでは昼も夜も人が並び、アメリカにまで店... -
スープ・タレ・味の違い
俺流塩らーめんは「ごまかしが効かない」一杯だった|830円の塩スープと卓上味変の全貌
渋谷の道玄坂を歩いていて、赤い暖簾に白抜きで「俺流」と書かれた店の前を通ったことはありませんか。深夜でも券売機の前に人が並び、外国人観光客がスマホを片手にメニューを見比べている。ところが「塩ラーメンの専門チェーン」と聞いても、豚骨や家系... -
スープ・タレ・味の違い
ラードの作り方は80℃が分かれ道|自家製の手順と常温・冷蔵・冷凍の保存期間を完全解説
ラーメン屋のカウンターで、丼の表面にきらりと浮いた脂の膜を見て「これ、家で再現できないかな」と思ったことはないでしょうか。豚の脂身をコトコト煮出すだけと聞けば簡単そうですが、いざ台所でやってみると、鍋の底が茶色く焦げついたり、冷ましても... -
地域と文化のラーメン
わ蔵のラーメンはなぜ100時間炊くのか|博多とんこつ超極細麺と全5店舗を完全解説
深夜の板橋駅前、あるいは眠らない歌舞伎町の路地裏で、白い湯気と豚骨の香りに足を止めた経験はないでしょうか。看板に書かれているのは、ひらがなと漢字が混じった一風変わった屋号——わ蔵。博多とんこつを名乗りながら、店は福岡ではなく東京にしかあり... -
地域と文化のラーメン
味噌ラーメンと北海道の切っても切れない関係|札幌発祥の一杯が生んだ70年の食文化史
味噌ラーメンといえば北海道、北海道といえば味噌ラーメン。この結びつきは、日本中のラーメン好きが疑いもなく受け入れている“常識”です。けれど、なぜ北の大地で味噌が主役になったのか、その理由を最後まで説明できる人は多くありません。単に「寒いか... -
ラーメンの種類と系統
ちゃん系ラーメンとは何者か|2020年・神田のガード下から6年で37店に広がった中華そばの正体
「ちゃん系ラーメン」と聞いて、昔からある町中華の一種だと思っていませんか。実はこのジャンル、2020年6月8日にJR神田駅のガード下で生まれたばかりの、まだ6年しか歴史がない新しいラーメンです。 ところが2026年9月現在、運営母体である「ちゃんのれん... -
地域と文化のラーメン
花月嵐はなぜ230店舗に増えたのか|嵐げんこつらあめんと壺ニラが生んだ1992年からの全史
券売機の前で、後ろに人が並んでいるのに固まってしまう。らあめん花月嵐という店には、そういう瞬間があります。看板の嵐げんこつらあめんに手を伸ばそうとした指が、隣の期間限定ラーメンのポスターで止まる。家系も味噌も油そばも、つけ麺まで同じ券売... -
スープ・タレ・味の違い
鶏油の作り方は80〜90℃が分かれ目|家庭で黄金色を出す全手順と使い方まで完全解説
ラーメン屋のカウンターで、丼に金色の油がふわりと浮いているのを見て「これが味の決め手なんだろうな」と感じたことはありませんか。あの油の正体が鶏油(チーユ)です。家系ラーメンの厚い層、塩ラーメンの澄んだ黄金の粒、鶏白湯の濃密なコク。そのす... -
ラーメンの種類と系統
おろちょんラーメンとは何か|網走の火祭りが名付けた辛味噌ラーメンの由来と全国の名店3軒
真っ赤なスープの上に、ピーマンとキクラゲが浮かんでいる。レンゲですくうと味噌の香りが立ち上り、一口飲んだ瞬間に額に汗がにじむ。看板には見慣れない四文字――「オロチョン」。ラーメン屋の暖簾をくぐって初めてこの名前に出会うと、たいていの人が同...