「餃子の王将って食べ放題あるの?」——そう聞かれたら、大半の人は首をかしげるのではないでしょうか。それもそのはず、全国に約730店舗を展開する餃子の王将のうち、食べ放題を実施しているのはわずか9店舗前後という超レアなサービスなのです。しかも公式サイトには一切掲載されておらず、知っている人だけがたどり着ける「裏メニュー」的な存在。料金は男性約3,000円・女性約2,500円で、あの名物餃子はもちろん、ラーメンや天津飯まで食べられる店舗もあります。この記事では、餃子の王将食べ放題の料金体系から実施店舗、対象メニュー、元を取るための注文戦略、さらには大阪王将との違いまで、知らないと損する情報を徹底的に深掘りします。
・餃子の王将食べ放題の料金・制限時間・対象メニューの全貌
・全国で食べ放題を実施している激レア店舗の一覧と特徴
・元を取るための注文戦略と「やってはいけない」失敗パターン
・餃子の王将と大阪王将の食べ放題の決定的な違い
餃子の王将食べ放題とは?|全国730店舗中わずか9店舗の超レアサービスの正体

公式サイトに載っていない「知る人ぞ知る」食べ放題の実態
餃子の王将食べ放題は、公式ホームページやアプリには一切記載されていない、完全に店舗独自のサービスです。つまり、餃子の王将の本社である株式会社王将フードサービス(京都市山科区)が全社的に展開しているわけではなく、各店舗の判断で実施されているのが実情です。このため、SNSや口コミサイトで情報を見つけた人だけがたどり着ける、まさに「裏メニュー」のような存在になっています。2024年時点でも全国約730店舗のうち食べ放題を実施しているのは9店舗前後とされ、割合にしてわずか1.2%。これは大手外食チェーンの中でも異例の少なさです。ちなみに、同じ中華チェーンのバーミヤンや日高屋では全店共通の食べ放題プランは存在せず、中華系チェーンで食べ放題を実施していること自体がかなり珍しいと言えます。
餃子の王将はなぜ食べ放題を始めたのか?|1967年創業からの歴史を紐解く
餃子の王将は1967年(昭和42年)、京都市の四条大宮に1号店をオープンしました。創業者の加藤朝雄氏が「餃子で日本一になる」という志を掲げ、当時1人前50円という破格の価格で餃子を提供したのが始まりです。食べ放題が始まった正確な時期は公式記録に残っていませんが、1990年代後半から一部のフランチャイズ店舗で集客施策として導入されたとされています。当時はバブル崩壊後の不況期で、外食産業全体が「いかにお得感を出すか」を競っていた時代。焼肉食べ放題や回転寿司の食べ放題が流行し始めた時期と重なります。餃子の王将もその流れに乗る形で、一部店舗が独自に食べ放題プランを企画したのが起源とされています。ただし、全社展開には至らず、あくまで各店舗の裁量に任されたまま現在に至ります。
フランチャイズだからこそ生まれた「店舗ごとの個性」という強み
餃子の王将の最大の特徴は、フランチャイズ店舗に大きな裁量が与えられている点です。これは他の大手チェーンと比較してもかなり異例で、メニューの価格設定、限定メニューの開発、さらには食べ放題の実施まで店舗オーナーの判断に委ねられています。たとえば、新小岩ルミエール店(東京都葛飾区)は食べ放題を看板サービスとして長年運営しており、地元では「食べ放題の王将」として知られています。一方、空港線豊中店(大阪府豊中市)は飲み放題とセットにしたプランを展開するなど、同じ餃子の王将でも店舗ごとにまったく異なるスタイルを持っています。この「本部が縛りすぎない」経営方針は、創業者・加藤朝雄氏の「現場を信じる」という哲学に由来すると言われています。裏を返せば、食べ放題の内容が統一されていないため、事前に店舗へ直接確認することが必須です。
餃子の王将のメニューには実は「店舗限定メニュー」が数百種類存在すると言われています。食べ放題もその延長線上にあり、本社公認でありながら本社が管理していないという不思議な立ち位置のサービスなのです。
餃子の王将食べ放題の料金はいくら?|男女別・年齢別の価格と制限時間を徹底解剖
男性3,000円・女性2,500円が基本相場|子ども料金の設定がある店舗も
餃子の王将食べ放題の料金は店舗によって異なりますが、2025〜2026年時点での一般的な相場は男性2,800〜3,300円(税込)、女性2,300〜2,800円(税込)です。男女で価格差をつけているのは、食べる量の平均値を考慮したもので、焼肉食べ放題と同様の料金設計です。小学生以下は1,200〜1,500円、幼児は無料とする店舗が多く、ファミリー層にとってはかなりお得な設定になっています。たとえば、通常メニューで餃子2人前(528円×2=1,056円)、ラーメン1杯(約550円)、天津飯(約580円)を頼むと合計約2,200円。食べ放題で3,000円を超える分だけ食べれば元が取れる計算ですが、実際にはもっと奥深い戦略があります(後述)。注意したいのは、ドリンク代は別の店舗がほとんどという点です。
制限時間120分のルールと「ラストオーダー」の落とし穴
食べ放題の制限時間は多くの店舗で120分(2時間)に設定されています。ただし、ここで見落としがちなのがラストオーダーのタイミングです。一般的な食べ放題では「終了30分前がラストオーダー」ですが、餃子の王将の一部店舗では「90分経過時点でラストオーダー」という設定のところもあります。つまり、120分の食べ放題なのに、実質的に注文できるのは最初の90分だけ。残り30分は「食べるだけの時間」です。これを知らずに「まだ30分あるから最後にもう一品」と思っていると、注文を断られてしまいます。新小岩ルミエール店では入店時にタイマーを見せてくれるので分かりやすいですが、すべての店舗がそうとは限りません。入店時に「ラストオーダーは何分前ですか?」と確認するのが鉄則です。
飲み放題セットプランがある店舗の料金体系|ビール片手に餃子を無限に食べる贅沢
食べ放題に加えて飲み放題をセットにしたプランを提供している店舗もあります。料金は食べ放題にプラス1,000〜1,500円程度で、生ビール・ハイボール・サワー類が飲み放題になるパターンが一般的です。男性なら4,000〜4,500円で食べ飲み放題になる計算で、居酒屋の飲み放題付きコースと比較してもかなりコスパが高いと言えます。特に、餃子の王将の餃子はニンニクとニラがしっかり効いたパンチのある味わいなので、ビールとの相性は抜群。焼き餃子をつまみながら生ビールを流し込む——これは居酒屋では味わえない、王将食べ放題ならではの醍醐味です。ただし、飲みすぎると食べる量が減って「元が取れない」という本末転倒な事態になるのでご注意を。
| 区分 | 食べ放題のみ | 食べ飲み放題 |
|---|---|---|
| 男性(中学生以上) | 2,800〜3,300円 | 4,000〜4,500円 |
| 女性(中学生以上) | 2,300〜2,800円 | 3,500〜4,000円 |
| 小学生 | 1,200〜1,500円 | — |
| 幼児 | 無料 | — |
| 制限時間 | 120分 | 120分 |
餃子の王将食べ放題の実施店舗一覧|エリア別に見るレア店舗マップ

関東エリアの食べ放題実施店舗|東京・千葉に集中する激戦区
餃子の王将食べ放題を実施している店舗は、関東エリアに比較的多く集まっています。中でも有名なのが新小岩ルミエール店(東京都葛飾区)で、JR総武線・新小岩駅南口のルミエール商店街内に位置するこの店舗は、食べ放題を長年にわたって継続実施しており、食べ放題目当てで遠方から訪れる客も少なくありません。メニューの対象範囲が広く、餃子はもちろんラーメンや炒飯まで食べられるのが大きな魅力です。また、戸越銀座店(東京都品川区)も食べ放題実施店舗として知られてきました。千葉エリアでは八千代店が実施店舗として挙げられることがあります。ただし、いずれの店舗も実施状況は流動的で、オーナーの方針変更や人手不足などにより突然終了するケースもあるため、必ず事前に電話で確認しましょう。
関西・中部エリアの実施店舗|餃子の王将発祥の地・京都にもある?
餃子の王将の発祥地である京都には、意外にも食べ放題を実施している店舗はほとんど確認されていません。これは京都エリアが直営店中心であることと関係している可能性があります。関西エリアでは空港線豊中店(大阪府豊中市)が食べ飲み放題プランを提供していることで有名です。阪急宝塚線・岡町駅から徒歩圏内にあり、飲み放題付きプランは宴会利用にも人気があります。中部エリアでは名古屋周辺の一部店舗で実施情報が見られることもありますが、継続性が不安定なため確認必須です。興味深いのは、関西と関東で食べ放題の「雰囲気」が異なる点です。関西の店舗は宴会・グループ利用を前提とした設計が多く、関東は個人や少人数でも利用しやすい傾向があります。これも店舗オーナーの客層分析に基づく違いでしょう。
食べ放題を実施する店舗に共通する3つの特徴とは
全国に散らばる食べ放題実施店舗を見ていくと、いくつかの共通点が浮かび上がります。第一に、フランチャイズ店舗であること。直営店では本社の統一メニュー方針に従う必要があるため、食べ放題のような独自サービスは導入しにくいのです。第二に、座席数が比較的多い店舗であること。食べ放題は回転率が下がるため、席数に余裕がないと通常営業に支障が出ます。食べ放題を実施している店舗の多くは60席以上の大型店です。第三に、競合が多いエリアに立地していること。新小岩や戸越銀座など、飲食店が密集する商店街に面した店舗が食べ放題を「集客の切り札」として活用している傾向があります。つまり、食べ放題は「王将が太っ腹だから」ではなく、生き残り戦略として合理的に導入されているのです。
食べ放題実施店舗は公式には非公開。SNSや口コミサイトの情報は古い場合があるので、必ず訪問前に店舗へ直接電話してください。「食べ放題まだやっていますか?」の一言で確認できます。
餃子の王将食べ放題で頼めるメニュー|餃子だけじゃない驚きのラインナップ
看板メニュー「餃子」は食べ放題でこそ本気で味わえる
餃子の王将の看板メニューといえば、言うまでもなく焼き餃子です。1人前6個入りで264円(税込)前後という驚異的なコスパが通常でも話題ですが、食べ放題ではこの餃子を何人前でも注文可能。焼きたてアツアツの餃子が次々とテーブルに運ばれてくる光景は、まさに餃子好きの夢のような世界です。餃子の王将の餃子は豚肉・キャベツ・ニラ・ニンニク・ショウガを主原料とし、皮は自社工場で毎日製造されるこだわりの薄皮タイプ。焼き面のパリッとした食感と、噛んだ瞬間にジュワッとあふれる肉汁のコントラストが最大の魅力です。食べ放題だからといって品質が落ちることはなく、通常メニューとまったく同じ餃子が提供されます。ちなみに、1967年の創業時から基本レシピはほぼ変わっていないとされ、半世紀以上愛され続ける味を無制限に楽しめるのは食べ放題だけの特権です。
ラーメン・天津飯・酢豚も対象?|店舗ごとに異なるメニュー範囲の実態
「食べ放題」と聞くと餃子だけが対象と思いがちですが、実は多くの店舗でグランドメニューのほぼ全品が食べ放題対象になっています。つまり、ラーメン、天津飯、炒飯、酢豚、八宝菜、レバニラ炒め、唐揚げなど、餃子の王将の定番メニューを片っ端から注文できるのです。これは焼肉食べ放題でいう「全品コース」に相当する太っ腹な設定です。ただし、店舗によっては一部メニューが対象外となるケースもあります。たとえば、季節限定メニューやフェアメニュー、一部の高単価メニュー(特選餃子や極王天津飯など)は除外される場合があります。新小岩ルミエール店では約50種類以上のメニューが対象とされており、「何を食べるか迷う」という贅沢な悩みが生まれるほどです。
食べ放題対象外になりがちなメニュー|注文前に確認すべきポイント
食べ放題で気をつけたいのが、対象外メニューの存在です。一般的に対象外になりやすいのは、季節限定フェアメニュー、特別価格メニュー、お持ち帰り専用メニューの3カテゴリーです。餃子の王将は年に数回、期間限定のフェアメニューを投入しますが、これらは原価率が高く設定されていることが多いため、食べ放題の対象からは外されるのが通例です。また、ドリンク類は基本的に食べ放題の対象外で、別途注文・別途会計になります(飲み放題セットプランを除く)。さらに意外と見落としがちなのが「追加タレ・調味料」です。通常は無料で追加できる醤油ダレや酢が、食べ放題時には「過剰な使用はお控えください」と注意されるケースもあるようです。いずれにしても、入店時にスタッフに「対象メニューの範囲」を確認しておけば安心です。
餃子の王将のラーメンは実は本格派|食べ放題でぜひ試してほしい一杯
餃子の王将は店名に「餃子」を冠しているため見落とされがちですが、実はラーメンもかなり本格的です。看板の「王将ラーメン」は鶏ガラと豚骨をベースにしたあっさり系醤油スープで、中太のちぢれ麺との相性が絶妙。チャーシュー・メンマ・ネギというシンプルな構成ながら、丁寧にとられたスープの滋味深さは「町中華の理想形」と言っても過言ではありません。食べ放題では、この王将ラーメンに加えて味噌ラーメンや天津麺(あんかけ麺)なども注文できる店舗が多く、ラーメン好きにとっては餃子以上にテンションが上がるポイントかもしれません。実は意外と知られていないのですが、餃子の王将のラーメンは店舗ごとに微妙に味が異なります。これは各店舗の調理人が自分の裁量でスープの仕上げを調整できるという王将独自のシステムに由来するもので、同じ「王将ラーメン」でも店ごとに個性があるのです。
餃子の王将の炒飯は、業界内で「チェーン店の炒飯としては最高峰」と評価されることがあります。強火の中華鍋で一人前ずつ手作りされるため、パラパラ食感と卵のふわっとした香りが段違い。食べ放題では炒飯を3人前頼む猛者もいるそうです。
餃子の王将食べ放題で元を取る方法|注文の順番と戦略が明暗を分ける
単品合計vs食べ放題|損益分岐点は「餃子だけなら12人前」
食べ放題で気になるのは「本当に元が取れるのか」という点でしょう。結論から言えば、餃子だけで元を取ろうとすると12人前(72個)以上食べる必要があり、これはかなりハードルが高いです。餃子1人前(6個)が264円だとすると、男性の食べ放題料金3,000円を超えるには約11.4人前が必要。つまり12人前で3,168円となり、ようやく元が取れます。一般的な成人男性が食べられる餃子の量は6〜8人前(36〜48個)程度と言われており、餃子だけでは元を取るのは至難の業です。しかし、ここで重要なのは「餃子以外のメニューも食べ放題対象」という点。高単価メニューを組み合わせることで、元を取るハードルは劇的に下がります。
「最初に餃子を攻める」は実は間違い?|胃袋マネジメントの極意
食べ放題でよくある失敗が、最初に大好きな餃子を何人前も頼んでしまい、中盤以降に胃袋の余裕がなくなるパターンです。餃子は小ぶりに見えて1個あたり約25〜30gあり、6人前(36個)食べると約900g〜1kg超の質量が胃に入ります。さらに餃子の皮は小麦粉が主原料なので、炭水化物として思った以上に腹にたまります。食べ放題のプロは、まず単価の高い一品料理(酢豚、エビチリ、八宝菜など)から注文し、メインディッシュを一通り楽しんでから、中盤以降に餃子をコンスタントに注文するという戦略をとります。餃子は焼き上がりまで5〜8分かかるため、タイミングよく注文すれば「食べる→待つ→食べる」のリズムが生まれ、胃の休息時間も確保できます。
「元を取ろう」と意気込んで最初から餃子を5人前注文→中盤でギブアップ→高単価メニューに手が回らず、結局単品で頼んだほうが安かった……という失敗談は非常に多いです。食べ放題は「量」ではなく「戦略」がカギ。
元を取りたいなら「単価の高いメニュー」から攻めるべき理由
餃子の王将のメニューには、単価の幅がかなり広いという特徴があります。餃子1人前264円に対して、酢豚は700円前後、エビチリは750円前後、油淋鶏は700円前後。つまり、高単価メニューを1品食べるだけで餃子約3人前分の価値があるのです。食べ放題で効率的に元を取るなら、まず酢豚・エビチリ・八宝菜・油淋鶏などの一品料理を各1皿ずつ注文し、その後にラーメンや天津飯などの主食系を試し、最後に餃子でシメるという順番が最も合理的です。実際、酢豚1皿+エビチリ1皿+ラーメン1杯+餃子3人前を注文すると、単品合計で約3,000円を超えます。これに炒飯や唐揚げを追加すれば、男性の食べ放題料金は楽々超えられるでしょう。
食べ放題の残り30分で頼むべきシメの一品|ラーメン通ならここで一杯
食べ放題の終盤、ラストオーダー直前に何を頼むか——ここにその人の「食の哲学」が表れます。満腹に近い状態で無理に追加注文するより、シメの一杯として軽めのメニューを選ぶのが通の選択です。おすすめは王将ラーメンのミニサイズ(提供している店舗の場合)や、天津飯のあんかけで胃に優しく締めるパターン。あるいは、最後の最後に焼き餃子を1人前だけ追加注文して、「やっぱり王将は餃子だな」と原点回帰するのも粋です。逆に避けたいのは、ラストオーダーで大量に注文して食べ残すこと。多くの店舗では食べ残しに追加料金がかかるルールを設けており、シメの一品は「確実に食べ切れる量」を意識しましょう。
餃子の王将と大阪王将の食べ放題を混同していませんか?|2大チェーン徹底比較
そもそも餃子の王将と大阪王将は別会社|「暖簾分け」から「完全分離」への歴史
「餃子の王将」と「大阪王将」を同じ会社だと思っている人は少なくありませんが、この2つはまったくの別会社です。もともとは1969年に餃子の王将の創業者・加藤朝雄氏の親族が大阪で暖簾分けを受けて出店したのが大阪王将の始まりです。しかし、1980年代に経営方針の違いから両者は完全に分離。それ以降は株式会社王将フードサービス(餃子の王将)と株式会社イートアンドホールディングス(大阪王将)という別々の上場企業として独立しています。商標をめぐる裁判にまで発展した過去もあり、業界では有名な「兄弟喧嘩」として語り継がれています。2014年には和解が成立し、現在はお互いの名称を尊重する形で共存していますが、メニュー・味・経営方針はまったく別物です。
大阪王将の餃子食べ放題は600円?|期間限定キャンペーン型との決定的な違い
SNSで話題になることがある「大阪王将の餃子食べ放題600円」は、大阪王将が不定期に実施する期間限定キャンペーンです。これは餃子の王将の食べ放題とはまったく性質が異なります。大阪王将の場合は、特定の期間(数日〜数週間)に全国の対象店舗で一斉に実施されるプロモーション型で、対象メニューは「元祖焼餃子」のみに限定されることが多いです。つまり、ラーメンも天津飯も対象外で、純粋に餃子だけを食べまくるスタイル。一方、餃子の王将の食べ放題は通年実施(店舗限定)でメニューも幅広い。600円という破格の価格に目を奪われがちですが、「餃子だけの限定キャンペーン」と「グランドメニュー全品の通年食べ放題」では、サービスの中身がまったく違うのです。
「餃子の王将でも600円で食べ放題ができる」と思い込んで来店する人がいますが、これは大阪王将のキャンペーン情報との混同です。餃子の王将と大阪王将は別会社。価格も対象メニューもまったく異なるのでご注意ください。
味の違い・餃子のサイズ・皮の厚さまで比較|あなたはどっち派?
味の面でも両者には明確な違いがあります。餃子の王将の餃子は、皮が薄くてパリッと焼き上げるスタイルが特徴。具材は豚肉・キャベツ・ニラ・ニンニクがメインで、ニンニクのパンチが効いた「ガツンと来る味」です。1個あたりの重量は約25〜28g。一方、大阪王将の元祖焼餃子は皮がやや厚めでモチモチとした食感が持ち味。具材には野菜の比率が高く、全体的にあっさりとした味わいです。1個あたりの重量は約30〜32gとやや大きめ。どちらが美味しいかは完全に好みの問題ですが、食べ放題で「量を食べたい」なら皮が薄くて1個が軽い餃子の王将のほうが有利と言えるかもしれません。逆に、1個の満足感を重視するなら大阪王将に軍配が上がるでしょう。
| 比較項目 | 餃子の王将 | 大阪王将 |
|---|---|---|
| 実施形態 | 通年(店舗限定) | 期間限定キャンペーン |
| 料金 | 2,800〜3,300円 | 600円〜 |
| 対象メニュー | グランドメニューほぼ全品 | 餃子のみ |
| 制限時間 | 120分 | 60〜90分 |
| 餃子の特徴 | 薄皮・パリパリ・ニンニク強め | 厚皮・モチモチ・野菜多め |
餃子の王将食べ放題の予約方法と当日の注意点|知らないと入れない可能性も
予約は電話が基本|ネット予約に対応していない店舗が大半
餃子の王将食べ放題の予約方法は、ほとんどの店舗で電話予約のみです。食べログやホットペッパーグルメからのネット予約に対応していない店舗が大半で、これは食べ放題が「公式サービス」ではなく「店舗独自サービス」であることと密接に関係しています。予約の際に確認すべきことは、料金、制限時間、対象メニューの範囲、ラストオーダーのタイミング、食べ残し時のルールの5点です。また、食べ放題をランチタイムのみ実施している店舗や、ディナータイム限定の店舗、平日のみの店舗もあるため、曜日と時間帯の確認も欠かせません。一部の店舗では予約なしの飛び込みでも食べ放題を利用できますが、席が埋まっている場合は断られることがあるため、事前予約が無難です。
食べ残し禁止・追加料金のルールを事前に知っておくべき理由
食べ放題で最も注意すべきルールが「食べ残し禁止」です。多くの店舗では、注文した料理を大量に残した場合に追加料金(1皿あたり数百円)が発生するルールを設けています。これはフードロス防止の観点から導入されたもので、「食べきれない量を注文して残す」行為を抑制する目的があります。特に注意したいのがグループ利用の場合。「みんなでシェアしよう」と大量に注文したものの、全員が満腹になって料理が余る——というパターンは非常に多いです。王将の一品料理は1皿の量がしっかりしているため、最初は少なめに注文して、足りなければ追加するのが賢い方法です。食べ放題は「たくさん注文する場」ではなく、「好きなものを好きなだけ注文できる自由を買う場」と捉えるのが正しい心構えです。
2026年時点で食べ放題が終了している店舗もある|最新情報の確認方法
残念ながら、過去に食べ放題を実施していた店舗がサービスを終了しているケースも確認されています。理由としては、人手不足(食べ放題は通常営業より厨房の負担が大きい)、食材費の高騰(2022年以降の原材料価格上昇は外食産業全体を直撃しています)、オーナーの世代交代などが挙げられます。ブログやSNSで「○○店で食べ放題を楽しみました!」という記事を見つけても、それが2〜3年前の情報であれば、現在は終了している可能性が十分にあります。最新情報を確認する最も確実な方法は、やはり店舗への直接電話です。Googleマップの店舗情報に掲載されている電話番号にかけて、「食べ放題はまだやっていますか?」と聞くだけで済みます。わずか30秒の電話で「行ったのにやってなかった」という悲劇を防げるのですから、これは絶対に惜しまないでください。
餃子の王将は2024年3月期の売上高が約920億円を記録。コロナ禍からの回復が著しく、特にテイクアウト需要の拡大が業績を押し上げました。食べ放題は一部店舗のサービスですが、こうした業績好調の裏で「食べ放題を続けるかどうか」の判断も各店舗で分かれているようです。
餃子の王将食べ放題をもっと楽しむための雑学|知っておくと得する7つのトリビア
餃子の王将の餃子は1日あたり約100万個消費されている
餃子の王将が公表しているデータによると、全店舗で1日に消費される餃子の数は約100万個。年間では3億6,500万個を超える計算です。これは日本国内で消費される餃子の中でもトップクラスの数字であり、「餃子の国民的ブランド」と呼ばれる所以です。食べ放題で10人前(60個)食べたとしても、全体の消費量からすれば0.006%にすぎません。スケールの大きさに改めて驚かされます。ちなみに、この膨大な餃子を支えているのが全国5カ所に展開する自社工場。大阪・京都・名古屋・東京・北九州の各工場で、毎日新鮮な餃子の具と皮が製造され、各店舗に配送されています。食べ放題で次々と出てくる餃子も、この工場ネットワークがあるからこそ実現できるのです。
「裏メニュー」は食べ放題でも注文できるのか?
餃子の王将には「裏メニュー」と呼ばれる、メニュー表に載っていない注文方法が存在します。有名なのは「餃子の両面焼き」(通常は片面だけ焼くところを両面パリパリに焼く)、「よく焼き」(焼き色を強めにつける)、「ネギ多め」「ニンニク増し」などのカスタマイズです。これらの裏メニューが食べ放題でも対応してもらえるかは店舗と混雑状況次第。空いている時間帯であれば快く対応してくれることが多いですが、ピークタイムに「両面焼きで5人前」と注文すると厨房が回らなくなるため、断られる場合もあります。食べ放題で裏メニューを試したいなら、平日の14〜17時頃のアイドルタイムが狙い目です。この時間帯なら厨房にも余裕があり、いろいろなリクエストに応えてもらいやすくなります。
餃子の王将の「スタンプカード」は食べ放題でもたまるのか
餃子の王将には「ぎょうざ倶楽部カード」というポイントカードシステムがあります。500円ごとにスタンプ1個が押され、20個(=10,000円分)で次年度のゴールド会員に昇格。ゴールド会員になると5%割引や餃子1人前無料クーポンなどの特典が受けられます。気になるのは「食べ放題でもスタンプがたまるのか?」という点ですが、これも店舗によって対応が異なります。スタンプ対象としている店舗もあれば、食べ放題は対象外としている店舗もあるため、入店時に確認するのがベストです。もしスタンプが付くなら、男性3,000円の食べ放題で6個のスタンプが一気にたまるので、かなりお得です。
実は「餃子の王将」という名前の由来は将棋ではない?
「王将」という名前から将棋を連想する人が多いですが、実は創業者の加藤朝雄氏が名前をつけた由来には複数の説があります。一つは確かに将棋の「王将」(最も重要な駒=餃子業界の頂点を目指す)に由来するという説。もう一つは、中国語の「王(ワン)」に掛けて「一番の店」を意味するという説です。いずれにしても、「餃子で日本一になる」という創業者の野心が込められた名前であることは間違いありません。1967年の創業から半世紀以上が経ち、年間売上約920億円を誇る巨大チェーンに成長した餃子の王将。その名に込められた「王者」の志は、食べ放題という形でも消費者に還元され続けています。
- 1967年:京都・四条大宮に1号店オープン。餃子1人前50円
- 1969年:親族が大阪で「大阪王将」を創業(のちに完全分離)
- 1974年:関西を中心にフランチャイズ展開を加速
- 1990年代後半:一部FC店舗で食べ放題サービスが始まる
- 2000年:全国500店舗を突破
- 2014年:大阪王将との商標問題が和解
- 2024年:売上高約920億円を記録、全国約730店舗に
まとめ|餃子の王将食べ放題は「知っている人だけが得をする」究極のレアサービス
餃子の王将の食べ放題は、全国約730店舗のうちわずか9店舗前後でしか体験できない、まさに「知る人ぞ知る」サービスです。公式サイトに情報がなく、店舗独自の裁量で運営されているからこそ、知っている人だけが圧倒的にお得な食体験を手にできます。男性約3,000円・女性約2,500円で、あの名物餃子はもちろん、ラーメン・天津飯・酢豚・炒飯まで120分間食べ放題。元を取るカギは「餃子から攻めない」こと。高単価の一品料理から注文し、中盤以降に餃子を織り交ぜるのが食べ放題攻略の鉄則です。
この記事の要点をまとめます。
- 餃子の王将の食べ放題は全国約730店舗中わずか9店舗前後の超レアサービス。公式サイトには非掲載で、知る人ぞ知る存在
- 料金は男性2,800〜3,300円、女性2,300〜2,800円が相場。制限時間は120分が基本
- 対象メニューは餃子だけでなくグランドメニューほぼ全品。ラーメンや天津飯、酢豚なども食べ放題で注文可能
- 元を取るなら高単価メニューから注文するのが鉄則。餃子だけで元を取るには12人前(72個)以上が必要
- 餃子の王将と大阪王将は別会社。食べ放題の内容・料金・実施形態がまったく異なるので混同注意
- 実施店舗は流動的で、過去の情報が古くなっている可能性あり。訪問前に必ず店舗へ電話確認を
- 食べ残しには追加料金がかかる店舗が多い。「少なめに注文して追加する」のが賢い利用法
まずは最寄りの餃子の王将に「食べ放題はやっていますか?」と電話してみてください。もし実施店舗が見つかったら、それはかなりラッキーです。この記事で紹介した注文戦略を武器に、餃子の王将食べ放題を最大限楽しんでください。あのパリッとジューシーな焼き餃子を心ゆくまで頬張れる幸せは、一度体験したらきっと忘れられないはずです。

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