名古屋駅から徒歩1分、大名古屋ビルヂングの地下1階に潜む「NEW OLD STYLE 肉そば けいすけ」。カウンターわずか20席のこの小さな店が、ランチタイムになると行列を生む理由は、丼を覆い尽くす迫力の豚肉にあります。
「肉そば」というジャンルを全国に広めた立役者——東京・住吉に本店を構えるけいすけブランドの大名古屋ビルヂング店は、名古屋店限定の「八丁味噌肉そば」を武器に、東海エリアのラーメンシーンで独自のポジションを築いています。醤油・塩・味噌・背脂醤油の4種類の肉そばをどう選び分けるのか、価格は今いくらなのか、初訪問で迷わないための情報をすべてまとめました。
・肉そばけいすけ大名古屋ビルヂング店の全メニューと最新価格
・醤油・塩・味噌・背脂醤油の味の違いと選び方
・名古屋店限定「八丁味噌肉そば」の特徴と評価
・住吉本店との違い・アクセス・混雑回避のコツ
肉そばけいすけ 大名古屋ビルヂング店の全メニューと最新価格

肉そばは4種類——醤油・塩・味噌・背脂醤油から選ぶ
肉そばけいすけ大名古屋ビルヂング店のメニューは、醤油(930円)・塩(930円)・味噌(980円)・背脂醤油(980円)の4種類が基本構成です。どのメニューを選んでも、丼を覆うほどの薄切り豚肉がどっさりと載っているのが肉そばけいすけの共通項。肉の量に圧倒されて「本当にこの値段でいいの?」と思わせるビジュアルが、SNSで拡散されやすい理由でもあります。
4種類の中で人気ランキング1位は「醤油」、2位が「塩」、3位「背脂醤油」、4位「味噌」という順番です。初訪問でどれを選ぶか迷うなら醤油を選んでおけば間違いありません。けいすけの味の基本が詰まった一杯で、まず店の実力を把握できます。ただし名古屋まで来たのなら、後述する八丁味噌肉そば(名古屋店限定)を選ぶのが「ここでしかできない体験」です。
味玉・ワンタン・セットメニューまで——全メニュー早見表
| メニュー | 価格(税込) |
|---|---|
| 肉そば醤油 | 930円 |
| 肉そば塩 | 930円 |
| 肉そば味噌(八丁味噌・限定) | 980円 |
| 肉そば背脂醤油 | 980円 |
| 肉そば醤油 味玉入り | 950円 |
| 肉そば煮干し(煮卵トッピング) | 980円 |
| 特製ワンタン肉そば | 1,000円〜 |
| 肉盛りつけ麺 | 999円〜 |
| 肉そばとエッグライスセット | 1,200円 |
| エッグライス(単品) | 350円〜 |
注目すべきは「エッグライス」(350円〜)というサイドメニュー。肉そばのスープを吸って残った肉と一緒にかき込むと、最後の一口まで肉の旨みを余すことなく楽しめます。常連の多くが肉そばとエッグライスのセット(1,200円)を注文する理由は、この「〆」の満足感にあります。ラーメンの残り汁を卵かけご飯に注ぐという発想は、フレンチの「ソースをパンで拭う」文化に近いものがあり、和食×フレンチ出身の竹田敬介氏らしいメニュー設計です。
また、「特製ワンタン肉そば」(1,000円〜)は肉そばにワンタンを追加した贅沢メニュー。ワンタンの皮がスープを吸ってとろりとした食感に変わり、豚肉とは異なるもう一つの「肉の旨み」を加えてくれます。「肉盛りつけ麺」(999円〜)は夏場に特に人気で、冷たい麺を温かいつけ汁に浸して食べるスタイル。つけ汁の中にも肉がたっぷり入っており、「つけ麺でも肉まみれ」という肉そばブランドのアイデンティティが貫かれています。
価格帯は930円〜1,200円——名古屋駅直結のラーメンとしてはコスパ良好
肉そばけいすけのメインメニューは930円〜980円の価格帯。名古屋駅直結の商業ビル地下1階という立地を考えれば、極めて良心的な価格設定です。同じ大名古屋ビルヂング内の飲食店がランチ1,500円前後であることを考えると、1,000円以下で満腹になれる肉そばはコストパフォーマンスが際立ちます。
ただし、支払いは現金のほかクレジットカードや電子マネーにも対応しています。駅直結の店舗らしく、キャッシュレス派も安心して利用できます。セットにしても1,200円という値段は、大名古屋ビルヂング内では「ランチの穴場」と言えるでしょう。
醤油・塩・味噌・背脂——4種類の肉そばはどう違うのか
人気No.1「醤油」——見た目より軽く、キレのあるスープが肉を引き立てる
人気ランキング1位の「肉そば醤油」(930円)は、けいすけの原点とも言えるメニューです。醤油ダレをベースにしたスープは、見た目の濃厚さとは裏腹に「軽く、爽やかでキレがある」のが特徴。どっさりと盛られた豚肉の脂が溶け込んでもくどくならないよう、スープ自体は抑制の効いた設計になっています。
トッピングの生姜と刻みネギがアクセントとして機能し、食べ進めるほどに味が変化していく設計が秀逸。肉の重量感を楽しみながらも最後まで飽きない——この「軽さと肉感の絶妙なバランス」が、開業以来ずっと醤油が不動の1位を維持し続けている理由です。初訪問ではまずこの醤油で店のベースラインを掴むのが正攻法です。
2位「塩」——澄んだスープが肉の旨みをダイレクトに伝える
人気2位の「肉そば塩」(930円)は、澄んだ豊かなスープが最大の武器。醤油のようなタレの主張がない分、豚肉から溶け出す脂と旨みがダイレクトにスープに反映されます。一口目は「軽いな」と感じますが、食べ進めるうちに旨みが急速に蓄積されていく感覚は、塩ならではの醍醐味です。スープの透明感の中に複雑な旨みが隠れているのは、竹田敬介氏がフレンチで培った「コンソメ的な引き算のスープ作り」が活きている証拠でしょう。見た目のシンプルさと味わいの奥行きのギャップに驚くラーメン通は少なくありません。
女性客やシニア層からの支持が特に高いのも塩の特徴。こってりしたラーメンが苦手な人でも、塩の肉そばなら完食できるという声が多く、「肉たっぷりなのにあっさり」という一見矛盾した体験ができるメニューです。塩は肉そばの中でもスープの繊細さが最も問われるメニューでもあり、店の実力がストレートに表れる一杯とも言えます。
3位「背脂醤油」——濃厚派のためのパワフルな一杯
「肉そば背脂醤油」(980円)は、醤油スープに背脂を加えたヘビーウェイト級の一杯。背脂のコクが加わることで、醤油の「軽さとキレ」は一変し、こってりとした肉の風味が前面に出るパワフルな味わいに仕上がっています。醤油とは名前こそ似ていますが、まったく別の飲み物と考えるべきでしょう。
がっつり食べたい日、カロリーを気にしない日、ジャンクな満足感を求める日——背脂醤油はそんな気分にぴったりハマります。ただし肉+背脂のダブルパンチは食後の満腹感が強いため、エッグライスを追加するかどうかは胃と相談してから決めるのが賢明です。醤油と背脂醤油を食べ比べると、同じ「醤油」という名前でも全く別の飲み物であることが実感できるはずです。2杯食べる余力がある人は、ぜひ醤油と背脂醤油の2杯を並べて食べ比べてみてください。
| 種類 | 価格 | 味の特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|
| 醤油 | 930円 | 軽くキレがある | 初訪問・迷ったらこれ |
| 塩 | 930円 | 澄んだ旨み | あっさり派・女性 |
| 味噌(八丁) | 980円 | 渋み・深いコク | 名古屋めし好き |
| 背脂醤油 | 980円 | 濃厚パワフル | こってり派・がっつり派 |
肉そばけいすけの人気ランキング(2023年11月時点)は1位:醤油、2位:塩、3位:背脂醤油、4位:味噌。味噌が最下位なのは「味が悪いから」ではなく、八丁味噌という名古屋ローカルのクセの強さが万人向けではないため。逆に言えば、八丁味噌の風味が好きな人にとっては「ここでしか味わえない唯一の体験」になります。
名古屋店限定「八丁味噌肉そば」——この店でしかできない体験

愛知県岡崎市の八丁味噌を使った限定メニューの味わい
「肉そば味噌」(980円)は、大名古屋ビルヂング店だけの完全限定メニューです。東京の住吉本店にも、他の店舗にも存在しない——名古屋に来なければ食べられない一杯。使用しているのは愛知県岡崎市の伝統的な八丁味噌で、一般的な味噌ラーメンとはまったく異なる風味を持ちます。
八丁味噌は大豆と塩だけで2年以上熟成させた豆味噌で、独特の渋み・コク・酸味が共存するのが特徴。この八丁味噌をスープに溶かし込むことで、通常の味噌ラーメンにはない複雑な深みが生まれます。甘さが控えめで、やや苦味を感じるほどのキレのある味わいは、味噌カツや味噌煮込みうどんと同じ「名古屋めし」の文脈に連なるものです。
八丁味噌×肉そば——なぜこの組み合わせが成立するのか
味噌ラーメンに豚肉をどっさり載せると、通常は味噌の風味が肉の脂に埋もれてしまいます。しかし八丁味噌は発酵期間が長いため味の主張が強く、大量の豚肉に負けない。むしろ豚肉の脂と八丁味噌の渋みが互いを中和し合うことで、どちらかが突出しないバランスの取れた味わいが生まれるのです。
これは偶然の産物ではなく、けいすけブランドの創業者・竹田敬介氏が和食とフレンチの経験から導き出した「食材の相性論」に基づく設計。名古屋出店にあたって、地元の味覚に寄り添いつつ肉そばのアイデンティティを崩さないメニューとして開発されました。八丁味噌は通常の味噌に比べて塩分濃度が高く、旨み成分のグルタミン酸も豊富。この「旨みの強さ」が大量の豚肉と共存できる理由です。名古屋店を訪れるなら、まず八丁味噌肉そばを試すべきでしょう。
人気ランキング4位でも「名古屋でしか味わえない」価値がある
八丁味噌肉そばは人気ランキングでは4位。しかしこの順位は「4種の中で最も万人向けではない」ことを示しているに過ぎません。八丁味噌特有の渋みや苦味は、味噌ラーメンに甘さを期待する人にとっては意外な味わい。逆に名古屋めしの味覚が染みついている人にとっては、「やっぱりこの味だよね」と膝を打つ一杯になります。
「名古屋限定」というレア度も含めて、遠方から大名古屋ビルヂング店を訪れるなら八丁味噌を選ぶ意味は大きい。全国どこでも食べられる醤油をわざわざ名古屋で食べるよりも、この場所でしかできない体験に時間を使う方が、ラーメン巡りとしての満足度は高くなるはずです。ちなみに、八丁味噌肉そばにエッグライスを合わせる場合は、味噌の風味が染み込んだ残り汁が卵かけご飯と絡み合い、まるで味噌雑炊のような味わいに変化します。味噌×卵×肉の三位一体は、名古屋めしの味覚にぴったり寄り添う組み合わせです。

けいすけブランドとは何者か——和食とフレンチが生んだ「料理としてのラーメン」
創業者・竹田敬介は元フレンチ・和食の料理人
「けいすけ」ブランドを展開する株式会社グランキュイジーヌの会長・竹田敬介氏は、フレンチと和食の世界で腕を磨いた料理人出身です。2005年にラーメン業界に参入した竹田氏は、「料理としてのラーメン」をコンセプトに掲げ、従来のラーメン店とは一線を画すアプローチでファンを獲得してきました。
和食の出汁の技術、フレンチのソースの考え方——この2つを融合させたスープ作りが、けいすけブランドの根幹にあります。ラーメン業界では「修業先の味を受け継ぐ」師弟関係が重視されますが、竹田氏はラーメン職人の系譜には属さない異業種からの参入者。だからこそ、既存のラーメンのルールに縛られない発想が可能でした。フレンチのコンソメを作る際に使う「アクを丁寧に取りながら長時間煮込む」技術や、和食の「素材の持ち味を引き出す引き算の発想」が、けいすけの肉そばスープには凝縮されています。「肉が主役のラーメン」でありながら、スープ単体でも十分に成立する奥行きと完成度があるのは、料理人としての基礎技術の高さゆえです。
2010年、住吉本店で「肉そば」というジャンルを創出
肉そばけいすけの本店は東京都江東区住吉にあり、2010年1月30日に開業しました。「丼を覆い尽くす薄切り豚肉」という衝撃的なビジュアルと、それを支える繊細なスープのバランスが話題を呼び、「肉そば」というラーメンの新ジャンルを事実上創出した店として知られています。
2010年代前半、「肉そばブーム」が全国に広がりましたが、その火付け役がこの住吉本店です。翌2011年には神保町に「肉そば総本山 神保町けいすけ総本店」をオープンし、ブランドの全国展開を加速。現在はけいすけブランド全体で複数業態を展開する飲食グループに成長しています。グランキュイジーヌが展開するブランドは肉そばけいすけだけではなく、味噌・鶏白湯・天丼などテーマに特化した専門店を複数持つのが特徴。「一つのジャンルを深掘りする」という竹田敬介氏の哲学が、ブランド展開にそのまま反映されています。
大名古屋ビルヂング店は名古屋唯一の出店——東海地方で食べられるのはここだけ
けいすけブランドの店舗は東京を中心に展開されており、東海地方で肉そばけいすけが食べられるのは大名古屋ビルヂング店のみです。2016年の大名古屋ビルヂングリニューアル時に出店し、以来名古屋駅のラーメンシーンに定着しています。
名古屋には台湾ラーメン、好来系、名古屋コーチン出汁など独自のラーメン文化がありますが、「肉そば」というジャンルを提供する店は多くありません。大名古屋ビルヂング店は、名古屋のラーメンシーンにおいて唯一無二のポジションを占めていると言えるでしょう。名古屋のラーメン文化が「辛さ」と「味噌」を軸に発展してきた中で、「肉の量」を武器にする肉そばけいすけは、東京からやってきた異文化の風を名古屋駅に吹き込んでいます。
「肉そばけいすけ」と「丸源ラーメンの肉そば」は名前こそ似ていますが、まったく別の料理です。丸源の肉そばは手鍋でスープと豚肉を一緒に炊き上げる「しゃぶしゃぶ式」。けいすけの肉そばは完成したスープの上に大量の薄切り豚肉を後載せする「見た目インパクト型」。調理法もコンセプトも異なります。
初訪問で失敗しない注文術——席についてから5分でラーメンが届くまで
券売機制ではなく口頭注文——着席後にメニューを選ぶスタイル
大名古屋ビルヂング店は券売機制ではなく、席についてからメニューを口頭で注文するスタイルです。カウンター20席の小さな店ですが、大名古屋ビルヂングのレストランフロアに位置するため、フードコートのような雰囲気ではなく、落ち着いた空間で食事ができます。
注文から提供までは比較的スピーディーで、混雑していなければ5分前後でラーメンが届きます。ランチタイムの混雑時でも10分程度。20席しかないため回転は早いですが、12:00〜13:00の時間帯は行列ができることもあります。大名古屋ビルヂングの飲食フロアには待機スペースもあるため、待ち時間があっても窮屈な思いをすることは少ないでしょう。なお、予約は不可のため、訪問は「行って並ぶ」スタイルになります。
初訪問のおすすめ注文パターン——「醤油+エッグライス」が黄金コンビ
初めて訪れるなら、おすすめは「肉そば醤油(930円)+エッグライス(350円〜)」の組み合わせ。まず醤油でけいすけの基本を味わい、スープが半分ほど残った段階でエッグライスを投入。肉そばの残り汁を吸ったエッグライスは、雑炊のような味わいになり、一粒残らず旨みを回収できます。
2回目以降は、塩で素材の旨みを堪能するか、八丁味噌で名古屋限定の味に挑戦するか。3回通えば4種類コンプリートも見えてきます。背脂醤油は単独で満腹になるボリュームがあるため、エッグライスなしで臨む方が安全です。なお、肉そばの麺は中太のストレート麺が基本で、スープの絡みと肉との一体感を重視した選定。麺の硬さ指定などのオプションは特にないため、店側が設計した最適な状態でそのまま楽しむのが正解です。
混雑回避のコツ——11時台と14時以降が狙い目
大名古屋ビルヂングのランチタイムは12:00〜13:00が最も混雑します。肉そばけいすけも例外ではなく、この時間帯は待ち時間が発生することが多い。11時台なら開店直後の静かな時間帯で、ゆっくりとメニューを選んで食べられます。
14時以降のアイドルタイムも穴場で、待ちなしで入れる確率が高い。営業時間が22:30まで(ラストオーダー22:00)と遅くまで開いているので、夜遅い時間帯も空いている傾向があります。年中無休(大名古屋ビルヂング休館日を除く)なので、曜日を気にせず訪問できるのも便利なポイントです。夜の時間帯はビジネスマンの「〆のラーメン」需要もあり、栄や名駅周辺で飲んだ後に立ち寄る使い方もできます。大名古屋ビルヂングは22:30まで営業しているため、終電ギリギリのタイミングでも間に合うのは心強い限りです。
住吉本店と大名古屋ビルヂング店——何が同じで何が違うのか
基本の醤油・塩・背脂は全店共通——けいすけの「軸」はブレない
住吉本店と大名古屋ビルヂング店のメニューを比較すると、醤油・塩・背脂醤油の3種類は共通しています。スープのレシピも基本的には同じで、どちらの店舗でも「けいすけの肉そば」として統一された味を提供しています。チェーン展開ではあるものの、各店舗で仕込みを行うスタイルのため、セントラルキッチンで画一的に作られたものとは異なります。
つまり、東京で食べても名古屋で食べても「同じけいすけ」の味が楽しめるという安心感があります。本店でしか味わえない特別な味を求めるよりも、名古屋店限定メニューを目当てに訪問する方が、ラーメン巡りとしては効率的です。東京在住のけいすけファンが名古屋に出張した際に「八丁味噌だけは食べておこう」と立ち寄るパターンが多いのも、この限定戦略が効いている証拠です。
八丁味噌は名古屋だけ——「地域限定メニュー」というけいすけの戦略
けいすけブランドは、出店先の地域に合わせた限定メニューを展開する戦略を取っています。名古屋では八丁味噌、他の地域では別のローカル食材を使ったメニューが用意されることもあります。これは創業者・竹田敬介氏の「土地の食文化に寄り添う」という哲学に基づくもの。
全国どこでも同じメニューを出すのではなく、その土地ならではの食材を取り入れることで、「わざわざその店舗に行く理由」を作る。この戦略は、複数店舗を食べ比べるラーメンファンにとっては嬉しい仕掛けです。八丁味噌という名古屋を代表する調味料を選んだのは、「名古屋限定なら名古屋の食文化を象徴する素材を使うべき」という竹田氏のこだわりによるもの。単なる「ご当地コラボ」ではなく、肉そばのスープと食材としての相性を綿密に計算したうえでの選択です。
席数・雰囲気の違い——20席のカウンター空間は本店よりコンパクト
住吉本店は路面店で独立した空間を持つのに対し、大名古屋ビルヂング店は商業施設のテナントとして入居しています。席数は20席で本店よりコンパクト。カウンター中心の構成で、一人客が気軽に入りやすい雰囲気です。
商業施設内ということもあり、店内は全面禁煙。清潔感のある空間で、女性一人でも入りやすい環境が整っています。名古屋駅から徒歩1分というアクセスの良さは、出張や旅行の「ラーメン1杯だけ食べたい」というニーズにもぴったりです。新幹線の乗り継ぎ時間が1時間あれば、大名古屋ビルヂングまで往復して肉そばを食べて戻ってくることも十分可能——名古屋駅直結という立地の強みが最大限に活きる店舗です。
住吉本店と大名古屋ビルヂング店では価格が異なります。住吉本店の肉そば醤油は820円ですが、大名古屋ビルヂング店は930円。この110円の差は「テナント料の差」と考えるのが自然ですが、それでも名古屋駅直結で1,000円以下という価格は破格です。なお、味玉入りの価格設定(950円)は通常の醤油(930円)とわずか20円差なので、味玉入りを選ぶ方がコスパが良いとも言えます。

アクセスと店舗情報——名古屋駅から徒歩1分の好立地
地下鉄東山線名古屋駅から地下通路で直結
大名古屋ビルヂング店へのアクセスは極めて簡単。地下鉄東山線 名古屋駅から徒歩1分、JR名古屋駅からも地下通路を通って徒歩3分程度で到着します。大名古屋ビルヂングの地下1階レストランフロアに位置しており、雨の日でも濡れずにたどり着けるのは大きなメリットです。
大名古屋ビルヂングはJR名古屋駅の桜通口を出て正面にそびえるランドマーク的な商業ビル。地下街「メイチカ」や「ユニモール」からも接続しているため、地下鉄利用者なら改札から出てそのまま地下通路を歩くだけです。初めて訪れる人でも迷う心配はほとんどないでしょう。
駐車場は大名古屋ビルヂング提携駐車場を利用
車で訪問する場合は、大名古屋ビルヂングの提携駐車場を利用できます。ビル内の飲食店で一定金額以上を利用すれば駐車料金のサービスを受けられる場合がありますが、詳細な条件は大名古屋ビルヂングの公式サイトで事前に確認しておくのがよいでしょう。
名古屋駅周辺は駐車場料金が高めのエリアですが、ランチであれば短時間で食事を終えられる肉そばけいすけなら、駐車料金もそこまで嵩みません。ただし、利便性を考えれば電車でのアクセスが圧倒的に便利です。名古屋駅は東海道新幹線・JR在来線・名鉄・近鉄・地下鉄東山線・桜通線と複数路線が乗り入れる中部地方最大のターミナル。どの方面から来ても、大名古屋ビルヂングまでの動線は明快です。
| 住所 | 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅3-28-12 大名古屋ビルヂングB1 |
| 電話番号 | 052-433-2236 |
| 営業時間 | 10:30〜22:30(LO 22:00) |
| 定休日 | 年中無休(大名古屋ビルヂング休館日に準ずる) |
| 席数 | 20席(カウンター) |
| 公式サイト | 肉そばけいすけ 大名古屋ビルヂング店 |
近隣のラーメン店と食べ比べるなら——名古屋駅エリアのラーメンマップ
大名古屋ビルヂング周辺には名古屋駅エリアのラーメン店が点在しています。同じ地下街には一蘭や一風堂などの大手チェーンもありますが、けいすけの「肉そば」はこれらとはジャンルが異なるため、競合というよりは補完関係にあります。
名古屋駅で2杯食べる体力があるなら、1杯目にけいすけの肉そば、2杯目に近隣の名古屋ローカル店——という食べ比べプランも面白いでしょう。名古屋のラーメンシーンは東京や大阪とは異なる独自の文化を持つため、全国チェーンの味と名古屋ローカルの味を比較すること自体が、ラーメン巡りの楽しみになります。名古屋駅周辺には味仙の台湾ラーメン、好来系の薬膳ラーメン、名古屋コーチンを使った地鶏ラーメンなど、この土地でしか味わえない一杯が数多く存在しています。

まとめ|肉そばけいすけ大名古屋ビルヂング店は名古屋駅で唯一の「肉そば」体験
肉そばけいすけ 大名古屋ビルヂング店は、東京発の「肉そば」ブランドが名古屋に持ち込んだ、この街では他に類を見ない唯一無二のラーメン体験です。醤油・塩・味噌・背脂醤油の4種類を食べ比べる楽しさ、名古屋限定の八丁味噌肉そばという「ここだけの一杯」、そしてエッグライスで最後の一滴まで旨みを回収する〆の文化——930円から始まるこの体験は、名古屋駅を訪れるすべてのラーメン好きにおすすめです。
- 基本メニューは醤油・塩(各930円)・味噌・背脂醤油(各980円)の4種類
- 人気1位は醤油、初訪問なら醤油+エッグライスのセット(1,200円)が黄金コンビ
- 名古屋店限定「八丁味噌肉そば」は全国でここだけの限定メニュー
- 創業者・竹田敬介氏は和食×フレンチ出身——「料理としてのラーメン」がコンセプト
- 本店は東京・住吉(2010年開業)、東海地方ではこの店のみ
- 名古屋駅から徒歩1分、地下通路で直結しているため雨の日でも濡れずにアクセス可能
- 営業は10:30〜22:30(LO 22:00)、年中無休
最新のメニュー・価格は肉そばけいすけ大名古屋ビルヂング店 公式ページで確認できます。名古屋駅に降り立ったら、まず地下1階へ。20席のカウンターで待つ肉の山に、きっと圧倒されるはずです。東京発の肉そば文化がどのように名古屋の食文化と融合しているのか——その答えは、八丁味噌肉そばの一杯に凝縮されています。名古屋駅に降り立ったら、地下1階への階段を下りてみてください。

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